生前対策は何から始めればいいのか分からない方へ。遺言書・家族信託・任意後見・死後事務委任などの違いや選び方を、さいたま市の行政書士がわかりやすく解説します。将来の不安を減らすための具体的な対策をご紹介します。

生前対策の始め方|考え方と具体的な対策を行政書士が解説


生前対策とは?まず押さえておきたい基本


「生前対策が大切と聞くけれど、何をすればいいのか分からない」
そのように感じている方も多いのではないでしょうか。


たとえば、このようなお悩みはありませんか?


・親が高齢になり、将来が心配
・相続で家族が揉めないようにしたい
・自分が亡くなった後の手続きを任せておきたい



「生前対策」と聞いても、具体的な内容や必要な対応が分かりにくく、
イメージしづらいという方も少なくありません。



生前対策とは、ご自身が元気なうちに将来に備えて行う準備のことです。
対策をしないままでいると、将来さまざまな問題が生じる可能性があります。



◎ 実際の相続において、相続人同士で話し合いがまとまらない
◎ 判断能力が低下した後、銀行口座が凍結されてしまう
◎ 遺されたご家族に手続きの負担が集中する



あらかじめ対策を講じておくことで、こうした問題を防ぐことが可能となりますが
生前対策には様々な方法があり、目的によって適した手続きは異なります。


このページでは、生前対策の全体像と、ご自身に合った方法の選び方をご案内します。




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生前対策を備えていない場合のリスク


生前対策は「必ずしなければならないもの」ではありませんが、
何も準備をしないまま将来を迎えることで、思わぬ問題が生じることがあります。



■ 相続トラブルが発生する可能性


相続が発生した際は相続人全員で遺産分割の話し合いを行う必要があります。
しかし、話し合いがまとまらず、トラブルに発展するケースも少なくありません。

• 意見がまとまらない
• 特定の相続人に不満が生じる
• 財産を均等に分けられない




■判断能力低下後は対策できない


認知症などにより判断能力が低下すると、
新たに契約を結ぶことや、財産の処分が難しくなります。
その結果、老後の為の資金が利用出来ない場合があります

• 不動産が売却できない
• 預貯金の引き出しが制限される
• 家族に必要な費用の立替が発生




■ 遺されたご家族の負担が大きくなる


亡くなった後には、多くの手続きが必要になりますが、
事前の準備がない場合、関係される誰かが対応しなければなりません。
特に、子供がいない方や、高齢のご夫婦にとって備えは重要です。

• 手続きの内容が分からない
• 時間や手間がかかる
• 高齢により対応が難しい




このようなリスクを避けるためにも、早い段階から検討しておくことが大切です。
「まだ大丈夫」と思っていても、いざというときには対策ができなくなります。



将来の不安を少しでも減らすために、今のうちに準備を始めてみませんか?
専門家にご相談いただくことで、ご自身に合った生前対策が明確になります。





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将来に備える生前対策


事前に生前対策を行っておくことで、様々なトラブルを未然に防ぎ、
ご自身やご家族の負担を軽減することにつながります。



尚、生前対策には複数の選択肢があり、その方がおかれた状況や
「何をしたいのか」「どこまで備えたいのか」
といったお考えで、その方に適した手続きは異なります。



そのため、各々の制度内容を把握いただいた上で、全体像を整理して、
ご自身の目的に合った対策を選ぶことが重要です。
ここでは代表的な目的ごとに適した対策をご紹介します。


▶ 相続で家族に不安を残したくない方 ⇒ 遺言書の作成


相続においては、財産の分け方で相続人同士の意見がまとまらないケースも少なくありません。


しかし、遺言書を作成しておくことで、財産の分け方をあらかじめ明確にでき、
相続人同士の争いを防ぐことにつながります。
特に、次のような状況では遺言書の作成が有効です。


• 不動産がある場合
• 相続人同士の関係に不安がある場合
• 特定の方に多く財産を残したい場合


▶遺言書の作成について詳しく知りたい方は



▶ 認知症など将来に備えたい方 ⇒ 家族信託・任意後見


高齢化に伴い、判断能力の低下に備える対策の重要性が高まっています。
判断能力が低下すると、預貯金の管理や不動産の売却などが難しくなる場合があります。
そのような事態に備えて、家族信託・任意後見の活用が有効となります。


• 家族信託:信頼できる家族に財産管理を任せる柔軟な仕組み
• 任意後見:将来の後見人をあらかじめ契約として決めておく制度


尚、どちらの制度を選択するかは、財産の内容やご希望によって異なるため、
専門家の意見を参考にされることをおすすめします。



▶家族信託について詳しく知りたい方は    


▶任意後見について詳しく知りたい方は



▶ 亡くなった後の手続きを任せたい方 ⇒ 死後事務委任契約


亡くなった後には、葬儀や各種契約の解約、行政手続きなど、
多くの事務手続きが発生します。


これらを家族に任せることが難しい場合や、
負担をかけたくないとお考えの方には、死後事務委任契約が有効です。
あらかじめ必要な対応を、行政書士などの専門家に任せることができます。


• 葬儀や納骨の手配
• 病院や施設の費用精算
• 各種契約の解約手続き


▶死後事務委任契約について詳しく知りたい方は




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行政書士 野口広事務所による生前対策


生前対策は、ご自身の状況や目的によって適した方法が異なります。
そのため、まずは現状を整理し、どの対策が適しているかを検討することが重要です。


「何から始めればよいか分からない」という段階でも問題ありません。
現在の状況を踏まえながら、適切な対策を一緒に整理していきます。


行政書士 野口広事務所では、ご希望やご状況をお伺いしたうえで、
最適な生前対策をご提案いたします。
事前予約により休日のご相談にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。